職員行動指針・職員の方々へ

職員行動指針

あん福祉会は、職員一人ひとりが組織の一員として、自らの行動に責任と自覚を確立するため、「あん福祉会職員行動の指針」を定め、法人内外に示します。
あん福祉会のすべての職員は、この行動の指針の遵守に努めることとし、殊に管理・監督する立場にある者は、自らが模範となるよう率先して実行に努めます。
  1. 【社会的ルールの遵守(コンプライアンス)の徹底】
    あん福祉会は、関係法令、法人の定めた諸規定はもとより、法人の理念や社会的ルールの遵守を徹底します。
  2. 【環境保全・安全衛生の推進】
    あん福祉会は、地球的規模の環境破壊が進む中で、その抑止に日ごろから関心を持ち、取り組みます。
    利用者や地域の方と共に職場及び地域の環境保全と安全衛生に積極的に取り組みます。
  3. 【社会貢献の推進】
    あん福祉会は、地域や社会に根ざした特定非営利活動法人であるために、社会貢献活動を行います。
  4. 【人権の尊重】
    あん福祉会は、差別のない公平な法人であるために、互いの個性や違いを積極的に認め合い一人ひとりが平等であるという考えの下に行動します。
  5. 【プライバシーの保護】
    あん福祉会は、プライバシーの保護に最大限の努力をします。
  6. 【個人情報の保護と管理】
    あん福祉会は、個人情報保護法等に基づき、個人情報の適正な取扱いを行います。
  7. 【公正・公平な取引の推進】
    あん福祉会は、公正且つ公平で健全な取引を行います。
  8. 【行政機関等との関係】
    あん福祉会は、自立した特定非営利活動法人として行政機関との対等且つ健全な関係を保持します。
  9. 【説明責任(アカウンタビリティー)の徹底】
    あん福祉会は、利用者やその家族・後見人等に提供するサービスに関連する情報について、適切に説明する努力や工夫を行います。また地域の理解と信頼を高めるために地域とのコミュニケーションを図ると共に、適切な情報開示、情報提供に努め、説明責任を果たします。
  10. 【危機管理(リスクマネジメント)の徹底】
    あん福祉会は、「あん福祉会リスクマネジメント指針」に基づき、常に安全性に配慮したサービスの提供と事故防止に努めます。

職員の方々に

以下のような行為は、障害者への虐待です。
不適切な支援から、傷害罪などに当たる犯罪行為まで様々ですが、いずれも障害者の人権の重大な侵害であり、絶対に許されるものではありません。
○身体的虐待

  • 殴る、蹴る、たばこを押しつける。
  • 熱湯を飲ませる、食べられないものを食べさせる、食事を与えない。
  • 戸外に閉め出す、部屋に閉じ込める、縄などで縛る。

○性的虐待

  • 性交、性的暴力、性的行為の強要。
  • 性器や性交、性的雑誌やビデオを見るよう強いる。
  • 裸の写真やビデオを撮る。

○心理的虐待

  • 「そんなことすると外出させない」など言葉による脅迫。
  • 「何度言ったらわかるの」など心を傷つけることを繰り返す。
  • 成人の障害者を子ども扱いするなど自尊心を傷つける。
  • 他の障害者と差別的な取り扱いをする。

○放棄・放置

  • 自己決定といって、放置する。
  • 話しかけられても無視する。拒否的態度を示す。
  • 失禁をしていても衣服を取り替えない。
  • 職員の不注意により、けがをさせる。

○経済的虐待

  • 障害者の同意を得ない年金等の流用など財産の不当な処分。

○その他

  • 職員のやるべき仕事を指導の一環として行わせる。
  • しつけや指導と称して行われる上記の行為も虐待です。

自分がされたら嫌なことを障害者にしていませんか。常に相手の立場で、適切な支援を心がけましょう。